【レポート】EXTRA 18 Artist !!

【レポート】EXTRA 18 Artist !!

1月24日より開催中の『ジャパンあるてぃすと えくすとら』おかげさまで連日たくさんのお客様にご来場いただいております! 会期もいよいよ残すところあと一日となりましたので、ご出展の18名の”あるてぃすと”の作品を「入口」から「店の間」「中座敷」「奥座敷」「仏間」「居間」「土間」の順にご紹介して参ります。

【茶屋吉兵衛 賞】
鈴木マヤ子さんの作品

▲「赤」「白」「黒」をメインカラーに「目」や「魂」を彷彿とさせる有機的で、原始的なイメージを平面立体問わず制作される鈴木マヤ子さん。昨年より故郷の、香川県丸亀市の伝統工芸「丸亀団扇」とのコラボレーション作品も制作されています。

【第六位】
松本アキムさんの作品

▲和紙を使った灯り作品を制作されている松本アキムさん。照明部分から土台まで全て和紙でできており、照明部分には中国の古文書の文字が用いられ、ミステリアスな光を放っております。

【徳治昭 賞】
重岡由起さんの作品

▲文字をモチーフに文字の造形が持つリズムと、言葉の持つイメージで抽象的に人の感覚にアプローチする作品を描かれている重岡由起さん。中央の作品は四季をテーマにした百人一首、向かって左の作品は「万葉集」、向かって右の作品は「禅」の言葉が描かれています。

【公園前スペースいろは 賞】
idogaeruさんの作品

▲ビビッドな色彩でコンピューターグラフィックで描かれたidogaeruさんの作品。モチーフの動物だけでなく、背景に描かれた紋様など、作品全域に渡って細密な描写がなされており、サイケデリックな中にも繊細さを感じさせます。

【第十位】
勝又つかささんの作品

▲幻獣をテーマに描かれた勝又つかささんの作品。時代劇映画のボディペイントのお仕事もされている勝又さん。今回描かれた龍と鳳凰はまさに神獣がもつであろう猛々しさと神々しさを併せ持っております。

【第9位】
横田満康さんの作品

▲「和硝子」と呼ばれる、着物を修復し、強化ガラスで封じ込め焼き上げられた作品。着物でできたかぐや姫とその周囲にちりばめられたダイヤモンドの輝きは、月へ帰るかぐや姫の涙を表現している至玉の一作です。

【第四位】
伊藤なほみさんの作品

▲すべて手作業でで編み込まれた伊藤なほみさんのてまり作品。通常の「てまり」から「吊りてまり」「根付けてまり」などてまりにもさまざまな種類があります。色彩豊かなてまりの色の変化は見る人の心を和ませます。

【第四位】
堀口眞司さんの作品

▲ハサミ一本で切り上げられた堀口眞司さんのレース切り絵。0.0ミリ単位で刻まれた極細の線はまさに神業。猫や女性、音楽をモチーフに制作された作品は研ぎすまされた幻想世界へと見る人を誘います。

【第四位】
安藤玲聿さんの作品

▲水族館をテーマにした書の作品。「イカ」や「くらげ」「ちんあなご」まで、漢字と墨絵を用いた、遊び心いっぱいの絵文字はユーモアにあふれ、心がほっこりとします。

【八尾市長 賞】
麗光さんの作品

▲「龍」をテーマにした蝋彩書(ロウサイショ)作品。蝋と染料で描かれた作品は力強さと躍動感にあふれています。とりわけ中央奥の虹色の作品には「蓄光石」が用いられ、暗闇やブラックライトのなかでも輝きを放つ意欲作となっております。

【第二位】
秀多さんの作品

▲神仏をテーマに切り絵作品を制作されている秀多さん。今回の新作「八臂辨財天(はっぴべんざいてん)」と「童神~無念夢想~」は慈愛と祈りが込められています。手作りの額はその祈りを更に格調高いものへと押し上げています。

【ホルベイン画材株式会社 賞】
木津美幸さんの作品

▲日本各地や世界の民話をテーマに作品を制作されている木津美幸さん。透明感のある豊かな色彩で描かれた作品は、素朴で穏やかに、かつ楽しく民話の世界を見る人に伝えます。

【第八位・木虎徹雄 賞】
辻 笙さんの作品

▲切り折り紙と墨絵の辻 笙さんの作品。扇や灯籠に描かれた四神の上空には、骨と化した四神がダイナミックに宙を舞います。骨の四神は骨格や間接の一つ一つが詳細に丁寧に切って折り上げられています。

【第七位】
ChiHaruさんの作品

▲廃墟や、どこか懐かしい風景をテーマに作品を描かれているChiHaruさんの作品。確かな描写力で描かれた、その世界観はまさに「現実を超越した現実」です。今回の「招かれざる猫」シリーズは見る人に一体何を問うてくるのでしょうか?

【山田画廊 賞】
輝之下えつこさんの作品

▲現代の風景や若者をオシャレでポップに表現した輝之下えつこさんの切り絵作品。とても明るい色彩を用いた作品は見る人の心を幸せな気持ちにさせます。

【第5位 八尾市教育委員会 賞】
言さんの作品


▲色鮮やかにコントラスト豊かに制作された言さんの切り絵作品。四季や自然、人々の営みをテーマに制作された言さんの作品はとても優しく、季節の薫りまで漂ってきます。今回のモビール切り絵作品は、なんと触ることができます!

【グランプリ 第一位】
kitoutsuwaさんの作品

▲良く手になじむ使い心地の良い木製の器をメインに制作されているkitoutsuwaさん。今回は昨年のジャパンあるてぃすと展で制作された狐の新作が登場しました。こちらの狐作品、展示は跳んでいる様子を現していますが、抱くとちょうど動物がだっこされた格好になり癒し効果抜群です。

【第三位 Gallery Blau Katze 賞】
八代大地さんの作品

▲”焼刻画(しょうこくが)”という木に焼き付ける絵を制作されている八代大地さん。龍や神仏など作風はスピリチュアリティにあふれており、展示も今回、祭壇状の展示でその神々しさを増幅させています。

今回の入賞・入位を勝ち取った18名の”あるてぃすと”の共演!どの作家の皆さまも実力派の方ばかりです! 来年のえくすとら展ではどんな作家が登場するのでしょうか?
今年5月にも『ジャパンあるてぃすと展2020』の開催を予定し、すでに続々出展申し込みが寄せられております! 我こそはと思う”あるてぃすと”の皆さま、ぜひ挑戦お待ちしております!

『ジャパンあるてぃすと えくすとら』

★出展あるてぃすと★
kitoutsuwa (グランプリ第一位)
秀 多 (第二位)
八代 大地 (第三位・Gallery Blau Katze賞)
安藤 玲聿 (第四位)
伊藤 なほみ (第四位)
堀口 眞司 (第四位)
言 (第五位・八尾市教育委員会賞)
松本 アキム (第六位)
ChiHaru (第七位)
辻 笙 (第八位・木虎徹雄賞)
横田 満康 (第九位)
勝又 つかさ (第十位)
麗 光 (八尾市長賞)
鈴木 マヤ子 (茶屋吉兵衛賞)
木津 美幸 (ホルベイン画材株式会社賞)
idogaeru (公園前スペースいろは賞)
重岡 由起 (徳治昭賞)
輝之下 えつこ (山田画廊賞)

◆開催日時
2020年1月24日(金) ~ 1月29日(水)
12:00 ~ 18:00まで(最終日は16:00まで)
※入場無料

◆開催場所
茶吉庵ギャラリー
〒581-0883大阪府八尾市恩智中町3丁目-1
公共交通機関をご利用の場合は「JR環状線 鶴橋駅」から徒歩で「近鉄 鶴橋駅」へ。「近鉄大阪線」普通にて「恩智駅」下車。 徒歩8分。

◆お問合せ
Tel:072-943-7007
E-mail:info@chakichian.co.jp

◆備考
・近鉄大阪線「恩智駅」下車 徒歩8分。
・会場に駐車場はございません。お車でお越しの際は駅周辺のコインパーキングをご利用下さい。
・駐輪スペースは茶吉庵入口前と中庭になります

   

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