【レポート】猫とともに歩む人『梅鉢展 二ノ巻』

【レポート】猫とともに歩む人『梅鉢展 二ノ巻』

2024年3月27日より開催の『梅鉢展 二ノ巻』
おかげさまで老若男女問わず、猫好きの方を始めたくさんの方にお越しいただいております。
会期も残すところあと一日になりましたので今回出展の作品をご紹介して参ります。

谷口公太さんの作品




▲谷口さんのポスカ画作品。女神と花をメインテーマに描かれている谷口さんですが今回は猫に初挑戦。「バステト」からは気品を「夢見る猫」シリーズはポップな可愛らしさが感じられます。

辻笙さんの作品



▲辻笙さんの立体紙切り、扇子作品。扇子作品は辻さんの十八番、妖怪テイストの猫作品となっております。動物を中心に生き物の構造を熟知されているので即興で作品を作ることができます。お客様のご要望に沿った作品もお手の物です。

よしむらももえさんの作品




▲可愛らしい置物から足跡入りの器まで様々な陶でできた陶の作品をご出展。特に器作品はとても精度の高い手仕事で、電子レンジや食洗器に対応している等、可愛らしさと共にとても機能性にも優れています。

柳島佳代子さんの作品


▲ソラフラワーでできた柳島さんの猫作品。白を基調に花を纏った猫はまるで彫刻のようで、凛とした姿は神々しさえも感じさせます。

川口霙さんの作品



▲川口さんの仮面作品。猫面には非常に細かい金をちりばめた曼荼羅が絵付けされており、とても神秘的かつ妖艶な雰囲気が漂っています。

きこさんの作品


▲きこさんのスペインタイル作品。色鮮やかな幾何学文様と共に描かれた猫、猫の足跡など、ぷくっとしたタイル釉薬の質感とも相まってとてもキュートに仕上がっています。

櫻屋蜃気楼さんの作品

▲櫻屋さんの粘土造形猫作品。櫻屋さん得意の妖怪要素も入った作品は健在で、今回は起き上がりこぼし作品にチャレンジされました。

明輝子筆さんの作品



▲明輝子筆さんの猫作品。朱と黒の和の色使いのコントラストと対象に、ポップでホッとする画風がとても魅力です。今回は名古屋帯の絵付けにもチャレンジされました。

麻子・amayadoriさんの作品




▲ブルーを基調に描かれた麻子さんの猫作品。突き抜けるような、澄んだ爽やかな青の空気感と、深く透明な眼差しで見つめる猫の姿は見る人をとても爽やかなで晴れた気持ちにさせます。

藤原典子さんの作品




▲藤原さんの絵画作品。猫の可愛らしい構図やテーマの選定。目や毛並みなど色の変化や質感などを繊細かつ精密に捉えた作品は、作品だからこそ表現できるリアルを越えたリアルという存在感を見る者に放ち、心を虜にします。

平尾れんさんの作品



▲平尾さんの水彩画猫作品。淡い色づかいで描かれた猫はいろんな表情を持っています。猫好きならではの生活の中に見られる猫のいるシーンの選び方も秀逸です。

サコサヨコさんの作品



▲サコさんの日本画作品。黒猫の艶やかな毛並み、ふくよかなお腹、可愛さの中にも哀愁の香る背中など、上品な日本画の猫からはその猫が生きてきた物語を感じることができます。

徳平薫さんの作品


▲徳平さんの色鉛筆猫作品。猫は徳平さんのメインモチーフであり、優しい色鉛筆の表現と癒しの表情は徳平の真骨頂です。

池田要さんの作品



▲池田さん絵画作品。まる猫と名付けられたこちらのシリーズは伝統的でカラフルな和柄紋様を背負う猫作品です。細筆で丁寧にシャープに美しい線で描き込まれた猫と紋様は職人技です。

堀川雅仁さん(八尾市民講座有志)の作品



▲重厚感ある堀川さんの絵画作品。今回は社会性のあるテーマを猫視点で描くという挑戦作をご出展。ガラスに見立てた螺鈿、画面をカットして焦げを活かした焼込みによる奥行き表現など、多彩な技巧も施されています。

春曄さん(八尾市民講座有志)の作品


▲春曄さんの日本画作品。シンプルな構図で丁寧に書き込まれた猫は本当にそこにいるかのような存在感です。猫と目線の先の木蓮の花が上品な春を感じさせます。

石川和子さん(八尾市民講座有志)の作品

▲石川さんの透明水彩作品。シーンと共に見せる一瞬の可愛らしい猫の表情を見事に捉えています。素材や表現方法による風景の魅せ方もお上手です。

田井里美さんの作品(八尾市民講座有志)の作品

▲田井さんの透明水彩作品。ふわふわとした長毛の猫、見返る猫の表情などが愛情たっぷりに描かれています。

柏原康則さんの作品



▲柏原さんの絵画。見る方向によって違う猫の絵画が現れるトリックアート作品。高い画力の水彩画作品(レプリカ)をさらにトリックアートに仕立てた意欲作です。

大昔から人間と生活をともにしてきた猫。
古代エジプト文明などを見ると、猫は神の領域まで上りつめています。
愛らしい姿と仕草、それはきっと人間を篭絡することで寵愛するよう働きかけて猫という種を繫栄させるよう進化していったにちがいありません。
そして、その関係はきっと未来永劫続いていくはずです。

梅鉢展 ニノ巻

◆出展作家◆
明輝子筆
麻子・amayadori
池田要
柏原康則
川口霙
きこ
谷口公太
辻笙
徳平薫
櫻屋蜃気楼
サコサヨコ
平尾れん
藤原典子
よしむらももえ
柳島佳代子
八尾市民講座有志

◆開催日時
2024年3月27日(水) ~ 4月1日(月)
12:00 ~ 18:00まで
(最終日は16:00まで)
※入場無料

◆開催場所
茶吉庵ギャラリー
〒581-0883大阪府八尾市恩智中町3丁目-1
公共交通機関をご利用の場合は「JR環状線 鶴橋駅」から徒歩で「近鉄 鶴橋駅」へ。「近鉄大阪線」普通にて「恩智駅」下車。 徒歩8分。

◆お問合せ
Tel:072-943-7007
E-mail:info@chakichian.co.jp

◆備考
・近鉄大阪線「恩智駅」下車 徒歩8分。
・会場に駐車場はございません。お車でお越しの際は駅周辺のコインパーキングをご利用下さい。
・駐輪スペースは茶吉庵入口前と森の地蔵前になります。

   

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