4月23日より開催の『明治・大正 近代浪漫展』
引き続き、大変な状況の中での開催ですが、ご来場いただいた方、オンラインをご活用いただいた方、たくさんの方にご高覧いただき感謝申し上げます。さまざまな切り口から日本近代を作家の皆さんに表現しておいただいております『明治・大正 近代浪漫展』。会期もいよいよ残り一日となりましたので、今回ご出展の作家さんの作品をご紹介いたします。
千崎輝幸さんの作品
▲オハジキアートの千崎さん。今回は大正時代に流行した着物の柄を水面に見立て、金魚作品を制作されました。オハジキの持つレトロ感も相まって、日本の古き良き時代を思い起こさせます。
シモちゃすけさんの作品
▲大正7年に建てられた中之島中央公会堂と当時の風景を描いた水彩画作品。明るく柔らかなタッチで描かれた作品は当時の人々が心に抱いていたロマンを今に伝えています。
切り絵作家Mihoさんの作品
▲女性のシルエットを表現した切り絵作品。シンメトリーを用いて表現されたデザインは大正末期に日本でも一世を風靡したアール・デコやモダニズムが感じられます。
奥見ふるさんの作品、
▲当時の雑誌の挿絵やポスターを彷彿とさせる奥見さんのイラスト作品。控えめの色調ながらポップ感のあるイラストはとてもえもいわれぬ可愛らしさがあります。
稲木纖さんの作品
▲透明水彩で描かれたかわいいコミック調のイラスト作品。絵具の持つ透明感や余白が、空間や空気感として作品にとてもうまく活きています。
谷口公太さんの作品
▲谷口公太さんのポスカ画作品。今回は現在のコロナ禍からの着想で、当時流行したスペイン風邪をモチーフに作品を制作されました。花でできたマスクのインパクトが絶大です。
Yoriさんの作品
▲Yoriさんのコミックアート作品。丁寧なデジタルワークで幻想的に描かれたキャラクターはコミックファンの方を中心に多くの来場者の心を魅了しています。各キャラクターには詳細な設定が存在しています。
一散さんの作品
▲対象自体に文学界で流行した「ダダイズム」を取り入れた一散さんの詩作品。破壊的、攻撃的な作品の中に真理が宿っています。
100年以上の時を経て、今なお人々を魅了し続けている日本近代。明の要素も暗の要素もまるごと取り入れ、今という時代の節目に、かつての新時代に思いを馳せた作品の数々を、どうぞお見逃しなく。
『明治・大正 近代浪漫展
◆出展作家◆
一 散
稲木纖
奥見 ふる
切り絵作家MiHo
シモちゃすけ
千崎 輝幸
谷口 公太
Yori
◆開催日時
2021年4月23日(金) ~ 4月28日(水)
12:00 ~ 18:00まで
(最終日は16:00まで)
※入場無料
◆開催場所
茶吉庵 米蔵ギャラリー
〒581-0883大阪府八尾市恩智中町3丁目-1 茶吉庵内
公共交通機関をご利用の場合は「JR環状線 鶴橋駅」から徒歩で「近鉄 鶴橋駅」へ。「近鉄大阪線」普通にて「恩智駅」下車。 徒歩8分。
◆お問合せ
Tel:072-943-7007
E-mail:info@chakichian.co.jp
◆備考
・近鉄大阪線「恩智駅」下車 徒歩8分。
・会場に駐車場はございません。お車でお越しの際は駅周辺のコインパーキングをご利用下さい。
・駐輪スペースは茶吉庵入口前と森の地蔵前になります。
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