2025年10月22日より開催の「中谷理恵 個展 おとぎまみれ」
中谷さんがどうぶつにのせて紡ぐおとぎのものがたりに、たくさんの方がその虜になっております。
最終日前日となりましたので今回出展の作品展示と中谷さんへ作品制作、作家活動の思いをご紹介して参ります。
HIDE-AND-SEEK かくれんぼ



▲自然木の支持体に、レイヤー状にレイアウトされた家々を舞台にかくれんぼする絵画のこぶた達。柔らかな着色と木材の温かみを活かした優しく楽しい作品です。
Gallery Blau Katze主催
「第7回FUKA展」茶吉庵ギャラリー賞受作品。
「子どものころは漫画家になるのが夢でした。」
大人になってからは似顔絵師として活動される中谷さん。勤務する企画会社の方の勧めで初めてギャラリーにオリジナル作品を出展されます。
「初めて出展したギャラリーで初めて制作したオリジナル作品が地元の方に売れました。それがこぶたを描いた作品でした。以来こぶたは私の中でラッキーアニマルとなり、私の作品のメインモチーフとなりました。それ以来、身近な人のふとした日常や大切なことをこぶたにのせて作品をつくっています。」
こぶたとどうぶつたちの日常




▲中谷さんのラッキーアニマルであるこぶたを中心としたどうぶつたちの日常をかたどった立体作品。日常生活の中にある思わずほっこり、クスッとなるシーンが優しく造形され、見る人の心を癒します。
愛らしいしぐさと表情のこぶたやどうぶつたち
その作品からは可愛らしいだけにとどまらない、人間こそが育める情緒がふんだんにこめられています。
こぶたのようせい




▲中谷さんの初めての絵本『こぶたのようせい』
そこに登場する5ひきのこぶたの立体作品。愛らしい造形のしぐさや表情はまるで本当に絵本からそのまま現実世界に飛びだしてきたかのようです。
パペットルネとアーシャ

▲中谷さんの新しい絵本シリーズ作品。
まるで生きている様に舞台で飛び跳ね、動く、あやつり人形のこぐまのルネとうさぎのアーシャ。
新しい物語の始まりを想起させるワクワクする作品です。
今展メインビジュアル作品。
あやつり人形のルネ

▲中谷さんの新しい絵の主人公、こぐまのあやつり人形ルネ。伝説の人形師が引退し、自ら糸を切って新しい主となる人形師を探しにいきます。
糸と操具を担ぎ、まっすぐに先を見据えるその表情は希望に満ちあふれています。
「目標はいろんな人、いろんな所で必要とされる作家になることです。ライフステージの変化でつくるということが大変だったり、辛かったりすることもありますが、いろんな表現方法や素材があるので、それを使ってつくることは続けていきたいです。結果はその後からついてくるものだと考えています。」
たくさんの人間的魅力がこめられている中谷さんの作品。
それは中谷さんご本人の人間的魅力といっても過言ではありません。
これからどのような物語が作品として生みだされていくのか
とても楽しみでなりません。
中谷理恵 個展『おとぎまみれ』
Gallery Blau Katze主催
第7回FUKA展 茶吉庵ギャラリー賞受賞記念
◆開催日時
2025年10月22日(水) ~ 10月27日(月)
12:00 ~ 18:00まで
(最終日は16:00まで)
※入場無料
◆開催場所
茶吉庵 米蔵ギャラリー 2F
〒581-0883大阪府八尾市恩智中町3丁目-1
公共交通機関をご利用の場合は「JR環状線 鶴橋駅」から徒歩で「近鉄 鶴橋駅」へ。「近鉄大阪線」普通にて「恩智駅」下車。 徒歩8分。
◆お問合せ
Tel:072-943-7007
E-mail:info@chakichian.co.jp
◆備考
・近鉄大阪線「恩智駅」下車 徒歩8分。
・会場に駐車場はございません。お車でお越しの際は駅周辺のコインパーキングをご利用下さい。
・駐輪スペースは茶吉庵入口前と森の地蔵前になります。
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