2024年6月26日から開催の「Neo Universe 新世界展」
今、現実に転換点を迎える世界や時代
現世をなぞらえるテーマと共に展開する、クオリティの高い作品とダイナミックな展示に、おかげさまでたくさんのお客さま、出展作家さま双方から、大変な反響をいただいております。
日常を覆す造形性
実物を凌駕する現実性
アートとアーティストが持つエネルギーはそれそのもので世界を生み出し、作り変えることができるといえます。
会期も残すところあと一日となりましたので今展の出展作品をご紹介いたします。
すえのちよりさんの作品
▲ターコイズブルーを基調とした美しい波、登場するきつねとねずみは可愛らしくも、どこか切なさや、悲しさも内包し、生きていく上で避けて通れない別れや輪廻、円環、ちよりさんが想い描く生死感が描かれています。今回は初の立体作品もご出展。
鈴江龍雅さんの作品
▲鈴江さんのミクストメディア立体作品。ドライフラワー、生き物の殻など様々な素材を使った作品は異世界からの漂流物の様です。日本画技法を取入れた作品はとても丁寧に仕上げられ、繊細でどこかノスタルジーも感じさせます。
You.さんの作品
▲レジンとアクリルを使った染み込むアート作品。石彫や液体、別のマテリアルへ変容を遂げる花。異質なものがチラついても、そのまま居るだけで愛されるものであってほしい。You.さんの優しい想いが作品として形作られています。
鈴木マヤ子さんの作品
▲「赤」「白」「黒」をメインカラーに生命の原初的作品を平面立体問わず制作される鈴木マヤ子さん。今回はゴールドとシルバーも加え、近未来的な宇宙飛行士のマトリョーシカ作品も展示。
ニヤシマさんの作品
▲ものが存在するということを象徴的矩形を用いて抽象的に描き出した絵画作品。ビビッドなグラデーションにシャープな線で画面中央に配置された概念は存在の重みを哲学的に伝えています。矩形に施された模様は蝶の羽の柄がモチーフになっています。
穂波梅太郎さんの作品
▲万物のあり方を問う対象物。世の先を見通すような構成と世界観。すさまじい画力で描かれた穂波さんの油彩画作品は見る者にものの本質とは何かを問いかけ、見る者に万物とは何かをあらためて再定義させます。
SATOKOUさんの作品
▲”喰らうもの”をテーマに制作されたSATOKOUさんの陶芸作品。遺伝子や細胞など有機的モチーフがちりばめられた作品は捕食し、淘汰し合い成長する生き物の進化過程を見る者に想起させます。
ANYO HIROTAさんの作品
▲墨流しの平面作品と流木を使った立体作品。宇宙の銀河から、父なる大地、母なる海へと届いたエネルギーを石垣島の流木で。エネルギー深海から沸流を経て、天に昇っていく様子を墨流しで。自然のダイナミズムを表現されています。
&Earth noricco(アンドアース ノリッコ)さんの作品
▲その土地や空気から感じられる気を描いた日本画作品。そこにはnoriccoさんの感じた世界の深部で鳴り響く宇宙の“想い”が込められており、作品からはとてつもないエネルギーが放たれています。今展の直径160cmを超えるリング状の宙に浮く和紙のインスタレーション作品は圧巻です。
【バタフライエフェクト】
量子レベルの変化が、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象
私たちの世界は非常に小さな物質や作用や影響の連鎖で成り立っています。
アーティストが手繰り寄せた作品という名のエネルギーと新たな世界。
それは時に、見る者、作る者に大いなる影響をもたらし、さまざまな可能性と更なる世界の創造をもたらします。
アートの存在によって広がる無数の世界線。
未来に待ち受けるまだ見ぬアートに巡らせる思いは、今を生きる私たちの心を躍らせます。
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