2021年10月22日より開催の「平尾れんSolo Exhibition『儚』」
光を繊細にとらえた、透明感のある優しい水彩画に、多くの方の心が次々と惹きこまれています!
今回、平尾さんの代表的な作品と、作品にかける思いをおうかがいしましたのでご紹介いたします。
▲いつか行こう
Gallery Blau Katze主催 第4回FUKA展にて、茶吉庵ギャラリー賞に選考させていただいた作品。バイクに乗った富士を見つめる猫の背中がとても印象的で水彩画の技術はもちろん、作品から多くの物語を感じさせる作品です。
【今回DMのメインイメージになった二作品】
▲逆光の水蓮
丁寧なマスキングワークと水彩による秀逸な光の表現が魅力の作品です。
▲あたまに仔猫
こちらの水彩画作品はまったく同じ構図で、ほかにもう一作品イラストレーションによる作品が出展されておりますので、のちほどご紹介いたします。
【猫の作品】
▲見てていい?
▲ごろん
▲春眠
平尾さんが飼われている2匹の猫「楓ちゃん」と「柚ちゃん」を描いた作品。ふわふわの毛並み、透き通る瞳、何気ない仕草と、猫の愛くるしい姿が余すところなく水彩画表現されており、思わず抱きしめてしまいたくなるほど作品です。
▲Mon Saint-Michel et sa baie
モン・サン・ミシェルのシルエットとワイドに描かれた美しい夕映えのグラデーションとのコントラストが非常に美しい作品です。
▲In a dream
イタリアのファブリアーノ国際水彩画展(Fabriano in Acquarello)に出展された作品。コロナ禍でデジタル公開の為、今回の個展が初展示となります。
【イラストレーション風三部作】
▲あたまに仔猫
▲お祭りの前に
▲桜の下で
過去にイラスト作品を制作されていたことがきっかけで、水彩画をイラストレーション風に描いた作品。先の「あたまに仔猫」を始まりに、「お祭りの前に」「桜の下で」を制作。水彩による光の表現のほか、作品にあわせて茶色や緑色など、アウトラインの色彩にも微妙な変化や繊細な強弱がつけられています。
▲君に逢いに
今展覧会メイン作品の一つ。平尾さんの思い浮かんだイメージを形にした水彩画作品。木蓮にかこまれた白猫の見つめる先には…。この作品にはある物語が存在します。
▲この場所が好き
同じく、平尾さんのイメージを形にしたメイン作品。ギリシャ サントリーニ島の町並みがモチーフになっています。白いクレパスが水彩によって浮かび上がり、幻想的な雰囲気をかもし出しています。
▲思わずクスっとしてしまう猫と平尾さんの日常を描いた2コマ漫画作品。
【20年前の作品】
▲平尾さんが20年前に描いた人物のイラストレーション作品。
時を経た今も、色鮮やかさや当時の空気感などが色あせることなく伝わってきます。
漫画家のアシスタントなど、過去に絵に関わるお仕事に携わっていた平尾さん。しかし、いろんな要因が重なって、一度絵の世界を離れられます。
そして、2013年、再び絵の世界へと歩み始められます。
「私が再び絵を始めるのに水彩画を選んだのは、以前に描いいていた絵のジャンルに近く始めやすかったからです。猫と花と女性はこれからもずっと描き続けていくと思います。」
「水彩画を学び始めて、光を描きたいと思うようになりました。カメラを持って風景の中の光を追いかけて、瞬きのような一瞬に心奪われたりします。それは次の瞬間にはなくなってしまう一瞬だったりします。
だからこそ美しいし、心に残ります。
そんな絵を描けるようになりたいと、これからも精進していきたいとおもいます。」
一瞬の光をとらえ、本物以上の存在感を放つ平尾さんの作品。光にむかって歩みはじめた平尾さんの作品は、きっと、さらなる輝いていくに違いありません。
Gallery Blau Katze主催 第4回FUKA展 茶吉庵ギャラリー賞受賞
平尾れん Solo Exhibition『儚』
◆開催日時
2021年10月22日(金)~10月27日(水)
12:00~18:00まで
(最終日は16時まで)
※入場無料
◆開催場所
茶吉庵ギャラリー
大阪府八尾市恩智中町3丁目-1
公共交通機関をご利用の場合は「JR環状線 鶴橋駅」から乗換え「近鉄 鶴橋駅」へ。「近鉄大阪線」区間準急もしくは普通にて「恩智駅」下車。 徒歩8分。
◆お問合せ
Tel:072-943-7007
E-mail:info@chakichian.co.jp
◆備考
・会場に駐車場はございません。お車でお越しの際は駅周辺のコインパーキングをご利用下さい。
・駐輪スペースは茶吉庵入口前と森の地蔵前になります。
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