【レポート】枯”水龍”吟の舞い 『水龍演舞』

【レポート】枯”水龍”吟の舞い 『水龍演舞』

コロナウイルスによる非常事態宣言解除後初となる展覧会『水龍演舞』🌊🐉✨
大変な時期ではございますが、マスク着用と設置消毒液をご使用いただきたくさんのお客様にご高覧いただいております!🤲
そして作品の方も、今回は茶吉庵に縁のあるアーティストの皆さんがコロナにも負けない力の強い作品をご出展くださいました!
それで『水龍演舞』にご出展いただきました皆さまの作品をご紹介して参ります!

辻笙さんの作品


茶吉庵入口を飾る辻笙さんの「切り折り紙」作品。天には縦横無尽に翔ける巨龍。地には”恩智”兎たちが踊り、楽しい空気を伝えています。

麗光さんの作品


麗光さんのオリジナル技法「蝋彩書(ろうさいしょ)」で書かれた力強い龍の書。色鮮かな書は水中から太陽に向かって生まれ出づる新しい命のようです。

大東守さんの作品


「kirittai(キリッタイ)」と呼ばれる大東守さんの作品。紙でありながら高い耐久力を持たせて作られた作品は触れて楽しむこともできます。

霞楽箱さんの作品


ウッドバーニングで描かれた霧池をたおやかに泳ぐ龍と、木の小皿に龍の赤ちゃん。二つ揃うと優しい母性を感じます。

徳平薫さんの作品

色鉛筆でファンシーな世界たっぷりに描いた徳平薫さんの龍作品。今回はスクラッチアートによるビビッドな作品にも挑戦されています。

仲井良太さんの作品

「プライマー」という車両のコーティング剤を色紙に塗布し、油彩や建材用パテなどを使用して描く「3D画法」と呼ばれる仲井良太さんオリジナルの技法で描いた作品。描かれた龍と仏は存在感たっぷりです。

八代大地さんの作品

「焼刻画(しょうこくが)」と名づけられた八代さんの作品。その名の通り木を”焼いて””削って”生み出された作品は繊細かつ大迫力です。シャープな線や、炎を使った水の表現などは八代さん編み出した唯一無二の表現です。

豊下康次さんの作品

「BIO Art(ビオアート)」と名づけられた豊下康次さんの絵文字作品。デザイナーでもある豊下さん。図案化された絵文字日本画作品は、細部まで洗練され研ぎ澄まされております。

仲尾政伸さんの作品

水の波紋を描いた仲尾政伸さんの油彩画作品。油彩画でありながら水彩画の技法も取り入れられ、時間によって異なる水の空気感をも如実に表現しています。

藤井孝仁さんの作品

”銀”をメインカラーに描いた藤井孝仁さんの作品。水面を浮かぶ睡蓮、その間を静かに泳ぐ龍は、平面でありながら、まるでそこに本当に居るかのような臨場感溢れる表現です。


▲会期中は辻笙さん、大東守さんによる作品制作の実演も行われました。

芸術・文化活動の再開を祈念・象徴する今回の展覧会。会期終了後、麗光さんと藤井孝仁さんの作品は恩智神社に奉納され、奉納式典が執り行われますます!
茶吉庵ギャラリーも今回の『水龍演舞』の開催を皮切りに、世界のあらゆる文化芸術活動の一刻も早い再開を祈願いたします。

『水龍演舞』
◇出展作家◇
大東 守
霞楽箱
辻 笙
徳平 薫
豊下 康次
藤井 孝仁
仲井 良太
仲尾 政伸
八代 大地
麗 光

◆開催日時
2020年6月26日(金)〜7月1日(水)
12:00 ~ 18:00まで
(最終日は16:00まで)
※入場無料

◆開催場所
茶吉庵ギャラリー
〒581-0883大阪府八尾市恩智中町3丁目-1
公共交通機関をご利用の場合は「JR環状線 鶴橋駅」から徒歩で「近鉄 鶴橋駅」へ。「近鉄大阪線」普通にて「恩智駅」下車。 徒歩8分。

◆お問合せ
Tel:072-943-7007
E-mail:info@chakichian.co.jp

◆備考
・近鉄大阪線「恩智駅」下車 徒歩8分。
・会場に駐車場はございません。お車でお越しの際は駅周辺のコインパーキングをご利用下さい。
・駐輪スペースは茶吉庵入口前と中庭になります。

   

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