【レポート】作品とステージの調和。木虎徹雄 個展『1+1+1』

【レポート】作品とステージの調和。木虎徹雄 個展『1+1+1』

連日、たくさんのお客様にご来場いただいております「木虎徹雄 個展『1+1+1』」。作品を展示してある部屋と古民家、絵本の世界が互いに反応し、1+1+1が3ではなく5にも6にもなるようにと願いを込めて『1+1+1』という個展タイトルをつけられた木虎さん。今回は木虎さんの作品を展示してある3つの部屋と、木虎さんの作品や展示への思いをご紹介したいと思います🤲✨


▲1の和室
イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選作品を結ぶ部屋。構図や色など、緻密に設計し、制作された入選作品を展示しています。


▲2の和室
絵本原画と絵本原画を紡ぐ部屋。「近藤さんといっちゃん」「なまずむし」など、木虎さんの絵本作品の原画を展示してあります。特に『キトラブルー』と呼ばれる青を基調とした作品は、世界で木虎さんを代表する作風の一つとなっています。


▲3の和室
大きいサイズ、小さいサイズ、平成絵手紙を編む部屋。木虎さんが心に響いた気色やもの、できごとを描いた絵手紙を展示しています。

▲絵手紙の中には、先日開催された新春茶吉寄席に出演された桂福團治さんを描いた作品も!

「ギャラリーは、展示する作品を輝かせる場所ゆえに、余計、余分なものは設置しないところが多いです。しかし、私の場合、作品を展示するにあたって、元からそこにあるものは、必ずしも取り除かないといけないものではありません。ステージが展示作品を引き立て、展示した作品がステージを引き立てる。私は作品もステージも、お互いを調和し、活かし合うことのできる展示こそが素晴らしい展示と考えます。」そう語る木虎さん。

木虎さんの作品は、茶吉庵という古民家を、今まさに優しく包み込み、茶吉庵の持つ佇まいは、木虎さんの作品の持つ繊細で、暖かな作品を、より多くの人の心に響くよう働きかけています。

木虎さんの作品と、茶吉庵の空間が最高に調和し、一つとなった今回の展覧会『1+1+1』。皆さま、ぜひお見逃しなく!

木虎徹雄 個展

和室の3つの部屋、茶吉庵の古民家としての佇まい
木虎徹雄の絵本の世界を送り届けることで互いに
反応し1+1+1が3ではなく5になる空間をまず
楽しんでください。

◆開催日時
2019年3月22日(金) ~ 3月27日(水)
12:00 ~ 18:00まで
(最終日は16時まで)
※入場無料

◆開催場所
茶吉庵ギャラリー
〒581-0883大阪府八尾市恩智中町3丁目-1
公共交通機関をご利用の場合は「JR環状線 鶴橋駅」から徒歩で「近鉄 鶴橋駅」へ。「近鉄大阪線」普通、区間準急にて「恩智駅」下車。 徒歩8分。

◆お問合せ
Tel:072-943-7007
E-mail:info@chakichian.co.jp

◆備考
・近鉄大阪線「恩智駅」下車 徒歩8分。
・会場に駐車場はございません。お車でお越しの際は駅周辺のコインパーキングをご利用下さい。
・駐輪スペースは茶吉庵入口前と中庭になります。

   

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