【レポート】Spring ephemeral『光のどけき春展』

【レポート】Spring ephemeral『光のどけき春展』

2025年4月23日より開催の『光のどけき春展』

【Spring ephemeral(スプリングエフェメラル)】
《「春の儚きもの」や「春の妖精」の意味を指す言葉》

輝くような新しい始まりから
儚く散りゆく終わりまで

常ならぬ春を表現した作品に、たくさんの方がいろんな想いを巡らせご覧になられています。

最終日前日となりましたので今回出展の作品をご紹介して参ります。

柏原康則さんの作品




▲高い画力と滲みを効果的に活かし柔らかな春を表現した水彩画作品。光や陰影、空気を見事にとらえた空間構成も素晴らしいです。「春の水」は三原色のみで描いた意欲作です。

シモちゃすけさんの作品



▲光を捉えた具象画の夜桜、極彩色な抽象画など、多彩な作風と表現をお待ちのシモちやすけさん。まさにカラフルという表現はシモちゃすけさんの為にあるといっても過言ではありません。

新竹季次さんの作品



▲非常に高い描写力で描かれた日本画作品。沢山の日本画材を駆使した上品な色使いは珠玉の逸品です。花に埋もれ眠る蛇を描いた「ヌシ眠る、夢に籠りて」は多くのお客様が大絶賛です。

久山愛花さんの作品



▲アクリル絵具を色彩豊かに大胆に春を表現した絵画作品。現代アート的なパワーがあります。ブラックにピンク、ライムグリーンの差し色で描いた「Cherryblossom Day」はコントラストの映える作品です。

池宮弘登さんの作品



▲色彩を活かした数多くの抽象画作品を制作されている池宮さん。《めばえ》《Healing》は新緑に差し込む光を思わせるライトイエローが爽やかな作品です。今回桜の風景画作品もご出展。

吉乃モカさんの作品




▲絵本風のタッチで描かれた吉乃さんのアクリル画作品。春と共に優しく多彩な色使いで描かれた動物作品は見る人の心に癒しと栄養を届けます。要所コラージュが素敵なアクセントです。

谷口公太さんの作品



▲花と女性を描いた艶やかなポスカ画作品。「干支シリーズ」巳の作品は今年の流行色ホライゾングリーンに佇む金色の蛇が冬眠から目覚め、春の訪れを象徴しているようです。

書の香さんの作品




▲ダンボールの断面を筆替わりに書く書の香さんの書作品。今回は春紅葉をモチーフにしたダイナミックなインスタレーション作品もご出。掛け軸に描かれた今展タイトル紀友則の和歌作品は必見。

様々な作品が一堂に会する展覧会。
限られた時間、美しく、楽しく、奇抜に人々を楽しませ観る人の心を潤しますが一度終幕した展覧会を見られる時は二度と訪れません。

そういう意味では、春という季節と展覧会はどこか似ているのかもしれません。

光のどけき春展

◆出展作家◆
新竹季次
池宮弘登
柏原康則
久山愛花
シモちゃすけ
書の香
谷口公太
吉乃モカ

◆開催日時
2025年4月23日(水) ~ 4月28日(月)
12:00 ~ 18:00まで
※最終日は16時まで
※入場無料

◆開催場所
茶吉庵 米蔵ギャラリー2F
〒581-0883大阪府八尾市恩智中町3丁目-1
公共交通機関をご利用の場合は「JR環状線 鶴橋駅」から徒歩で「近鉄 鶴橋駅」へ。「近鉄大阪線」普通にて「恩智駅」下車。 徒歩8分。

◆お問合せ
Tel:072-943-7007
E-mail:info@chakichian.co.jp

◆備考
・近鉄大阪線「恩智駅」下車 徒歩8分。
・会場に駐車場はございません。お車でお越しの際は駅周辺のコインパーキングをご利用下さい。
・駐輪スペースは茶吉庵入口前と森の地蔵前になります。

   

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