2024年1月24日より開催の「ジャパンあるてぃすと2024えくすとら」
昨年5月に開催された本展の入賞・入位作家の選抜展。様々なジャンルのハイレベル作品にご来場の皆様驚きとともに見入っていらっしゃいます。
最終日前日となりましたので今回出展の作品をご紹介して参ります。
鴨川抄子さんの作品(グランプリ)
▲鴨川さんの漆芸作品。流木や貝など素材のしなやかな曲線に漆の色合いと光沢を上手く施すことで、美しくも艶めかしい妖の存在感感を丁寧な技術と感性で表現されています。今回はヴァレンタインに合わせた作品もご出展。
まよいふきさんの作品(来場者投票 第三位)
▲恐竜をモチーフにした立体造形作品。陶や石塑粘土で出来た恐竜は、骨格、筋肉、樹皮、恐竜の表情までもが精密に作られており、作陶から焼成、絵付までの凄まじく丁寧な手仕事を感じる事ができます。
Genkyさんの作品(アートオフィスK賞・来場者投票 第十位)
▲Genkyさんの立体作品。自然に造形された流木を中心とした素材で繋ぎとめ造形した作品はとても凛然としており、人智を越えたものが宿っているような佇まいです。素材の流木はご自身で収集、下処理もされています。
麻子・amayadoriさんの作品(来場者投票 第五位)
▲ブルーを基調に描かれた麻子さんの作品。突き抜けるような、澄んだ爽やかな青の空気感は見る人をとても爽やかなで晴れた気持ちにさせます。今回描かれた百獣の王は優しさと力強さ、両方を感じさせる作品です。
林尚紀さんの作品(来場者投票 第八位)
▲蝋削画は蝋で描いた後、墨を塗り、蝋を削って描いた対象を浮かび上がらせる林さんオリジナルの技法。「本当の心を愛でる」をコンセプトにブラックボックスな心に「1/fゆらぎ」を感知できる炎を描き「心地よさ」「愛でるべき本心」を表現されています。
ヒナタノリミさんの作品(アトリエSubaru賞)
▲ヒナタさんの絵画作品。クレパスとアクリルをふんだんに使った暖かみのある色使いと共に、人や動物の何気ないふとした瞬間を象徴的に捉えた作品がとても魅力的です。洋風の中にも和のテイストが溶け合っている作品もあり、不思議な心地よさを感じさせます。
ムネアツシさんの作品(堀川賞・来場者投票 第一位)
▲ビビッドな色使いでポップに描かれた十二支のイラストレーション作品。十二支が一つの生き物として合体しており、各部位がそれぞれの十二支の体になっています。とてもスタイリッシュかつユーモアに溢れています。ぜひ、どこがどの十二支か探してみてください。
内田勝美さんの作品(来場者投票 第六位)
▲内田さんの極彩色の切り絵作品。半立体に紙をリンクルさせる表現テクニックに加え、要所要所に使われた紙の彩色によるさし色は、より作品のもつ神々しさを増幅しています。今回は紙で作った風景の立体作品もご出展。
龍輪樹さんの作品(ホルベイン賞・来場者投票 第七位)
▲龍輪樹さん絵画作品。メタリックカラーのアクリル絵具は夜空を思わせる抽象画や女性の波打つ髪の輝きに効果的に活かされています。光が当たると魅惑の輝きを放ち、数多の煮る人を魅了します。
書の香さんの作品(来場者投票 第二位)
▲書の香さんの書。筆の他、ダンボールの断面を筆替わりに書を書く特徴的技法で、特に美しい川の様に、時に激しく前衛的に作品を紡がれます。
木津美幸さんの作品(徳治昭賞)
▲日本各地や世界の民話をテーマに作品を制作されている木津美幸さん。透明感のある豊かな色彩で描かれた作品は、素朴かつ楽しく古や妖しの世界へといざないます。
かまのなおみさんの作品(茶屋吉兵衛賞)
▲人々の生活の営みを描いたかまのさんのアクリル画作品。抽象的にほどよくデフォルメされたモチーフと幅広い色使いが香りや温度など五感を増幅し見る人の心を惹きつけます。
廣瀨諒人さんの作品(Gallery Blau Katze賞・来場者投票 第六位)
▲廣瀨さんの日本画作品。高い描写力とビビッドな色彩で描かれた動植物は日本画ながらとてもエキゾチックで味わい深く、異国情緒と日本画の繊細な魅力が見事に融合された作品となっています。
Ryusei.さんの作品(HUAHUA賞)
▲書と絵画を融合させたRyusei.さんの作品。希望や絶望、墨と胡粉のしぶきを上げてほとばしる書は人間の魂と感情を表現しています。
鈴木マヤ子さんの作品(茶吉庵ギャラリー奨励賞)
▲「赤」「白」「黒」をメインカラーに平面立体問わず制作される鈴木マヤ子さん。耳付きのネヴァリャシカ(起き上がりこぼし)はプリミティブなイメージに加え、愛らしさも感じさせます。2025年2月茶吉庵にて個展開催予定。
SATOKOUさんの作品(igu_m_art賞)
▲SATOKOUさんの陶芸作品。今回は怪物をモチーフに作品を制作。牙や骨など、細かなディテールまで造形、焼成されています。青黒く輝く「青鉄釉」はSATOKOUさんオリジナル配合の釉薬。
2025年5月に開催『ジャパンあるてぃすと展2025』も2025年1月現在出展者募集中。
会期中も続々とご応募いただいております。
我こそはと思う”あるてぃすと”の皆さま、ぜひ挑戦お待ちしております!
選抜展 ジャパンあるてぃすと2024 えくすとら
◆出展作家◆
グランプリ:鴨川抄子
来場者投票1位・堀川賞:ムネアツシ
第二位:書の香
第三位:まよいふき
茶吉庵ギャラリー奨励賞・第四位:鈴木マヤ子
第五位:麻子・amayadori
Gallery Blau Katze賞・第六位:廣瀨諒人
第六位:内田勝美
ホルベイン賞・第七位:龍輪樹
第八位:林尚紀
アートオフィスK賞・第十位:Genky
HUAHUA賞:Ryusei.
igu_m_art賞:SATOKOU
アトリエSubaru賞:ヒナタノリミ
徳治昭賞:木津美幸
茶屋吉兵衛賞:かまのなおみ
◆開催日時
2025年1月22日(水) ~ 1月27日(月)
12:00 ~ 18:00まで
(最終日は16:00まで)
※入場無料
◆開催場所
茶吉庵 米蔵ギャラリー
〒581-0883 大阪府八尾市恩智中町3丁目-1
公共交通機関をご利用の場合は「JR環状線 鶴橋駅」から徒歩で「近鉄 鶴橋駅」へ。「近鉄大阪線」普通にて「恩智駅」下車。 徒歩8分。
◆お問合せ
Tel:072-943-7007
E-mail:info@chakichian.co.jp
◆備考
・近鉄大阪線「恩智駅」下車 徒歩8分。
・会場に駐車場はございません。お車でお越しの際は駅周辺のコインパーキングをご利用下さい。
・駐輪スペースは茶吉庵入口前と森の地蔵前になります。
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